持ってるレンズの解像度データを調べた
SIGMA16mmF1.4
についてはキレのある写真にするためには
3段階絞ったF4.0が最適のようだ。
広角で風景をボカさない撮影にも結構使うので、その場合には4段階絞ったF5.6か5段階絞ったF8.0を使うとレンズ性能を引き出せるっぽい。絞ってもギリギリ5段階絞ったF8.0か。
一方、ポートレートなど背景をぼかす場合でもF1.4より1段階絞ったF2.0や2段階絞ったF2.8
の方が中央を中心に解像度が上がるらしい。
絞ってもギリギリ3段階絞ったF4.0までじゃないとボケなくなってくる。
データ上ではそんな感じなので試す価値ありだ。
SIGMA56mmF1.4
についてはキレのある写真にするためには
1段階絞ったF2.0が最適のようだ。
絞ってもギリギリ4段階絞ったF5.6か。
どちらのレンズもF1.4では甘くなることがデータ上からわかった。
実際にポートレート撮影で使ったF値は1.4だったので、次は56mmでF2.0を使ってみる。
次回撮影は8/15。同じモデルさんなので比較しやすいかも。
最後にフルサイズ機とAPS-C機の違いについて。データ上、MTFという指標が使われているんだけど、この値がフルサイズ機だと50を超えればキリっとするみたい。一方、APS-C機だと70以上ないとキリっとしないらしい。
また、フルサイズ機の性能を最大限に引き出すには65、APS-C機の場合には100が必要だということで、データ上だけでみると明らかにフルサイズ機の方がいいよね...
実質的にAPS-C機で性能を最大限に引き出せるレンズがないって言ってるわけで。
16mmF1.4でMTF70を超えるのはF2.8、F4.0、F5.6
56mmF1.4でMTF70を超えるのはF2.0、F2.8、F4.0、F5.6
わかったのは、キリっとした解像感が欲しい場合には技術云々以前にフルサイズ機一択だということ。
可能な限りキリっとした解像感で撮れるように、その方法を学び、技術スキルを高めていくとしても、どうにもならないセンサーサイズの差の壁があって、ゆくゆくはAPS-C機では限界を感じることになるってことか。
じゃあ、今からフルサイズ機を買うことは間違っていないだろうし、むしろ早い方がいいってことになる。