toashinonome’s diary

Youtubeのネタなど、独り言をつぶやきます。

囲み撮影と1on1の使い分け

①複数のモデルさんが集まり3時間5,000円以内で撮れる囲み撮影会と②1on1での個撮1時間10,000円前後の使い分けを考えてみました。

 

まず1のメリットはなんと言っても安さ!モデルさんを一気に撮影できるので普通のポートレート撮影の練習にはとてもいい機会だと思います。三脚やストロボはほぼ使わないので機材も身軽にできる。3時間あるので撮影枚数は連写せずに1,500枚くらいにもなる。撮影後の楽しみも合わせたら何時間楽しめるだろうか。

ただ、デメリットもある。光がコントロールできない、構図がほぼ制限される、自分でモデルさんの仕草が決められない、モデルさんとコミュニケーションが取れない、誰が撮っても同じような写真になりがち、他のカメラマンさんに気を遣わなければならない、撮影場所が広い公園とかになるので撮影場所が遠くなりがち。

 

②のメリットはこだわれるところ。スタジオであれば自分のペースでストロボ、三脚、ソフトボックスを使った撮影も可能になる。モデルさんとコミュニケーションを取りながら撮りたい構図で撮りたいタイミングで光をコントロールしながら撮りたいモデルさんを撮ることができる。デメリットは短時間で高いこと。モデルさんを占有するため高くなってしまうのは仕方がないのだけど。

 

さて、では①と②はどちらをどのように使い分けたらいいのでしょうか。

僕の場合は基本的に①では撮りたい写真が撮れなかった。1,700枚撮影したけれどInstagramにアップした写真は15枚ほど。②は500枚撮影でInstagramにアップした写真は30〜60枚となった。

確かに①は出費が少ないけど3時間かけて15枚しかアップできる写真がなかったことになる。一方で②は1時間で少なくとも30枚アップできている。1時間あたりの作品数として生産性を比較すると、その差は6倍〜12倍になる。①より②の方が作品数としては6倍〜12倍の価値があるということ。なので、1on1は1時間24,000円まで出したとしても出す価値があるということ。つまり10,000円前後は僕にとっては格安なのだ。

 

じゃあ①には行かないのかというとそうではない。単純に新しいレンズやフィルターをとことん使って試したいときには①がすごく適していると思う。

 

①は機材お試し

②は作品作り

 

そんな使い分けかなと今は感じています。